お店には鍵に関わるトラブルが様々あります。お店には不特定多数の人が出入りし、お客さんとして来る方は全く見ず知らずの人となります。また従業員も社員の方やアルバイトの方が何人もいると、トラブルが起きやすくなります。では一体どういったトラブルがあるか挙げてみましょう、そしてお店の鍵の管理方法や対策についても考えてみましょう。
従業員が鍵を失くした
朝から夜、土日も営業している場合、その日の数時間ごとで従業員が入れ替わるシフト制が主な働き方となるでしょう。そうすると、朝にお店を開けて準備をする人が、鍵を持っておかなければならないので、その間に紛失してしまうケースがあります。または、お店のゴミ置き場の鍵、ロッカーや机の鍵、金庫の鍵・レジの鍵なども小さいので貸し借りしているうちに紛失してしまう事もあります。
鍵を失くさないように対策をするには、鍵をいつだれが持ち出したかノートに書き込むか誰かに使用する旨を報告しておく。日に何度か鍵をチェックする。鍵を使う時間を決め、その時間以外には使わないようにする。鍵を持っている人を少なくする(権限のある方に留める)。また合わせて、出入り口の鍵を暗証番号式にするのもオススメです。貴重品がある部屋には別の鍵を設けて出入りを制限します。鍵が要らないため、朝来て準備をする人も鍵を失くさずに済みますね。
辞めた従業員が合鍵で泥棒をした
鍵を預けていたらそのまま辞めてしまい、後日泥棒にきた。いつのまにか合鍵が作られており、その鍵を使って泥棒にきた。などの事件は新聞などで目にします。対策としては、鍵は権限のある店長など誰かに絞りましょう。またマスターキー(番号がかかれた鍵)は迂闊に従業員であっても見せないようにし、合いかぎが作られることを阻止します。その他には、従業員ごとでICカードを作る事もオススメです。ICカードの場合、利用履歴も残り、辞めた従業員の情報はすぐに削除して使えないようにすることができます。
スタッフルームにあった貴重品がなくなった
スタッフルームにロッカーがなかったり、出入り口に鍵が無い場合、お客さんに紛れてきた犯人が侵入してくる場合があります。スタッフルームには鍵をしっかりと取り付けて、個別に荷物入れ(ロッカー)を設置し貴重品を守るようにしましょう。悪質な場合、防犯カメラの取付けもやむをえません。
お店の鍵が開かなくなった
お店の鍵が古い場合は耐久性がなくなり壊れてしまう事があります。お店を早く開けなければならない時、売上にも響いてきますので日頃から鍵の状態をチェックするようにしましょう。もし鍵が開かなくなったり、すぐに開けなければならない状況の時には、出張して開けてくれる鍵屋を呼ぶと良いでしょう。